PS2のFFは3Dフィールドの採用、オーバードライブの拡張など、ゲーム性もさらに進化しました。

PlayStation2のFF

FF(ファイナルファンタジー)シリーズは2001年発売のFF10(X)よりPS2版が発売されています。
すでに初代PlayStation版で圧倒的なグラフィックが評価されて大ヒットを遂げていただけあって、グラフィックがさらに進化するPS2版は発売前から大きな注目を集めていました。
ライバルのドラゴンクエストシリーズはファミコン・スーパーファミコン時代が全盛期でしたが、ファイナルファンタジーはPlayStation版から売上を伸ばし、PS2版でも販売本数が衰えない人気作品を連発しています。
PS2版として発売された4作品の特徴をご覧ください。

 

 

ファイナルファンタジー10

FF10のティーダとユウナのワンシーン

発売:2001年7月
ゲームハード:PS2

 

PS2の初作ですが、歴史に残る大ヒットを遂げ、世界で850万本以上を販売しました。2004年に発売したPS2のゲーム・ドラクエ8の販売本数は世界490万本だったのでFF10がどれだけ人気だったかよく分かります。
自由に動き回れるワールドマップが廃止され、特定の場所で操作することで瞬時に場所が切り替わるシステムを初採用したほか、3Dのフィールドでプレイヤーの視点を変更できるようになりました。
このほか、ダメージを蓄積したりHPが残り僅かになったりしたら発動できる必殺技のオーバードライブが大幅に拡張されるなど、グラフィックだけではなくゲーム性も大きな進化を遂げています。
FFシリーズらしい個性も残したことで、往年のファンからも高い評価を得たPS2版屈指の名作です。

 

ファイナルファンタジー10-2

発売:2003年3月
ゲームハード:PS2

 

ファイナルファンタジーシリーズはこれまで1作完結で作品ごとに異なる世界と主人公を設定していましたが、FF10は人気が高かったことからシリーズ初の続編になるFF10-2が2003年に発売されました。
システム自体はオーバーソウルシステムを追加するなど軽微な変更でしたが、FF10のラスボスであるシンを倒した世界で、6つに分かれたストーリーを楽しめます。
ラスボスに向かって突き進むのではなく、完結の短編ストーリーを楽しむ内容で、FF10をプレイした人しか理解できない前作関連の設定が多数織り込まれています。

 

ファイナルファンタジー11

MMOシステムとなったFF11のロゴ

発売:2002年5月
ゲームハード:PS2

 

大規模多人数同時参加型オンラインRPGであるMMORPGシステムを初めて導入した作品で、バトルはランダムエンコード(決まった周期で攻撃しない)を採用するなどシステムを大幅に変更されています。
オンラインゲーム化したため発売当初はネガティブな口コミもありましたが、MMORPG初の作品だったこともあり、プレイヤー同士の交流が新鮮でレビュー評価そのものは非常に高いです。
ゲームマニアのプレイヤー比率が高かったことから、発売当初のFF11が一番面白かったという口コミも多数あり、本当に限られた人しか手に入らないレアアイテムが多いため、目標達成に向けたやり込み要素が高かったです。

 

ファイナルファンタジー12

飛空艇を見上げるFF12のヴァンとパンネロ

発売:2006年3月
ゲームハード:PS2

 

バトル中にキャラクターを自動操作できるガンビッドシステムを導入するなど、FFシリーズの中では比較的遊びやすくてRPGゲーム初心者に優しい難易度です。
ただし、FFタクティクスなどイヴァリースから派生したゲームだったことから、王道のFFではないと酷評されることもあり、販売本数は100万本を突破する程度に伸び悩みました。
主人公目線に特化した従来のFFシリーズとは違い、客観的な立場でストーリーに関わっていくゲームフローが特徴です。